日本映画・映像振興を目的とした文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト(New Directions in Japanese Cinema=ndjc)」の2012年度に製作された5作品のうちの1本。真冬の石巻市。高校中退後、仕事もせずに鬱々とした日々を過ごしていた元ヤンキーの弘恵は、ある日、デブでノロマな少年・達利と出会う。妹を亡くした達利を元気づけるため、弘恵はある嘘をつき、その嘘がきっかけで2人は海を目指す旅に出る。監督は、さまざまなコマーシャルなどを手がけ、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009で受賞経験もある庄司輝秋。