唐島信人との結婚を間近に控えた古沢佳子。しかし、挙式予定だった式場担当者の手違いから、ダブルブッキングが発覚。挙式が3か月延期、とりあえず入籍という事になってしまう。その直後に佳子は、元恋人であり、同僚の異母兄である小田沼と再会。小田沼は、かつて破綻の原因となった、いい加減で無責任な性格ではなくなり、ホテルチェーンの後継者として立派な男になっていた。同時に信人のセコさ、彼の母、かな子の嫁いびりなどに幻滅した佳子は、次第に彼との別れを思うようになる。 紆余曲折の末、佳子は小田沼とは完全に別れ、唐島家からも除籍するが、佳子を忘れられない信人の熱心なプロポーズの末、復縁となる。