Quartier des Spectaclesとカナダ国立映画制作庁のパートナーシップの枠組みで、ノーマン・マクラレンの『色彩幻想』(1949)の抜粋を用い制作した。『色彩幻想』がイブリン・ランバートとの共同制作であることから、同様に、妻早苗(抽象画家)とのコラボレーションで再現を試みる。35mmフィルムに直接描かれた『色彩幻想』にならい、券売機用の長いロール紙にドローイングを描き、視覚的音楽を構築する。音楽は「クリスマスクラッカー」と「クリスマス郵便はお早めに」と題されたマクラレンの初期作品から2曲を使用。鐘の音とオルガンの賛美歌によって、マクラレンの生誕100年を祝う。