おっちょこちょいでお金にルーズな朝子。 クールでどこか陰のある霞。 能天的で生意気な千晴。 わいわい、いつもの様に賑やかに仕事をしていると、 担当する熊谷老人からお金を振りこんできれくれないかと頼まれる。 一人暮らしで足が不自由な熊谷さんに代わって朝子はお使いに出かける。 すると、街で友人に出会い、「借りっぱなしのお金を返して」と迫られる。 手持ちのない朝子は、思わず預っていたお金を使ってしまう。 失敗を謝る朝子に、熊谷さんは怒るでもなく、悲しそうにあのお金の「使い道」を話しだす。 熊谷老人の悲しい過去が明かされて、事態は思わぬ方へ動き出す。